生き方

自分の好きなことを見つける簡易ワーク

自分が本当に好きなことを見つけるために、子供の頃から現在まで、自分が好きだったこと、楽しかったこと、一生懸命に取り組めたことを思い出すと、自分がこの人生で本当にやりたかったことを見つけるヒントになります。

それはいわば、あなたの人生のエッセンスともいうべきものです。

まずは私の場合を例にして、実際に私の人生のエッセンスを見つけるための簡単なワークをしてみましょう。具体的には、まず子供の頃から現在まで時系列で好きだったことを思いつくままに書き出してみます。

いくつか具体的な項目を書き出したら、その項目の本質をみていきます。例えば、私はバイクに乗ることが好きなのですが、バイクに乗ることの何が私をワクワクさせるのか、その本質的な部分を抽出する(抽象化する)わけです。

この場合、バイクに乗る⇨自由さ、自然の中で活動する、新鮮さを味わう等・・

というキーワードが出てきます。同じように、他の項目に対しても、本質を言葉にしていきます。そうすると、あなたが好きだったことの本質にはいくつかの共通点があることがわかってくるでしょう。

そうして抽出したキーワードがあなたの本質、エッセンスなのです。そのエッセンスを味わうことができる仕事や活動を人生の中に取り入れることで、あなたの人生の充足感は増すはずです。

ステップ1 子供の頃から現在まで、好きだったことを時系列で書き出す

以下は私の例です

幼稚園

あまり覚えていない

小学校

裁縫、ビーズ、少年自然の家の行事参加、家族で行った夏の旅行(コテージとかに泊まる)、オリエンテーリング、宿泊研修(ユースホステル)、修学旅行、近所の小川で釣り、マウンテンバイク、秘密基地、縄跳び、紅茶、以下やっていたゲーム(牧場物語、カエルのために鐘はなる、六つの金貨、ワリオランド、星のカービイ、川のぬし釣り、ポケモン・・)、カブトムシ、ハムスター、ミニ四駆、ハイパーヨーヨー、冬のソリ遊び

中学校

モデルガン、あやとり、以下やっていたゲーム(メタルギア、グランツーリスモ、バイオハザード・・)、部活動で東京、富山、熊本に行ったこと、

高専時代

やっていたゲーム(エースコンバット、メタルギア、エナジーエアフォース、グランツーリスモ、トレインシミュレータ、幻想水滸伝、ソウルリーバー、テイルズオブシンフォニア、F1のゲーム、鬼武者、信長の野望、)右脳開発、自己啓発、スピリチュアル、ハリーポッター、インターネット、ロボコン、自転車で知らない道を探索すること、吹奏楽(聞くだけ)、電車、鉄道

長野で働いていた頃

車での一人旅(九州、中国、四国、東北など、色んな場所に行った)、スピリチュアル、精神世界の探求、お酒(ビール、日本酒、ウィスキー)、好きだった女性のこと

秋田に帰ってきてから現在まで

オートバイに乗ること、地元の友人たちとの交流、一人でお酒を飲みに行くこと(そこで得た仕事以外での人間関係)、着物

ステップ2 書き出した項目から好きなことの本質を見つけ出す

さてここまで大雑把に私が好きだったことを書き出してみましたが、そこから好きなことの本質を抽出すると以下の様になります。

自然の中で活動すること、新鮮さを味わうこと、自分で自由にできること、知らない人と知り合うこと、交流すること、自分が目立つこと、注目されること、くだらない話をすること、人を笑わせること、ふざけること(剽軽さ)、この世界の本質、真理を知ること、美しいものが好き、カラフルなものが好き、ちょっと女性的な感性も持っている、好きな色は緑

この中で、「自然の中で活動すること」は、小学校の頃、少年自然の家の行事に参加したことや、夏休みに家族で行った旅行(コテージとかに泊まった)、近所の川で釣りをしていたこと、中学校の頃に好きだったモデルガン(自分の実家周辺はかなり田舎だったのでその辺の山でプチサバイバルゲームみたいなことをしていた)などから見つけ出したキーワードです。

「自分で自由にできること」は車やバイクの運転が好きなこと、学生時代にやっていたゲームがフライトシミュレータや車のゲーム、電車のゲームなど、乗り物を操縦する(しかもかなりリアルなもの)ことが好きなことから見つけ出したキーワードです。

「知らない人と知り合うこと、交流すること」、「新鮮さを味わうこと」は、少年自然の家の行事に参加したことや知らない土地に一人旅すること、よく一人で飲みに行くことから見つけ出したキーワードです。

子供の頃、季節ごとに開催される、少年自然の家の行事に2回参加したことがありますが、これは県内の小学生、中学生が同じ施設に集まって、知らないもの同士がグループになり、一緒にいろんな活動をする行事です。

そういうイベントに積極的に参加したのは、やはり私が、知らない人と話したり交流したりすることが好きだったからです。

またそのイベントは自然が豊かな場所での活動(野外炊飯、キャンプ、竹細工作りなど)でした(自然の中で活動する)。

さらに知らない人と積極的にコミュニケーションを取ったり、自分をアピールしたりすることも楽しく、それは、「目立ちたい、注目されたい」という要素にも繋がります。普段とは違う体験をすることで「新鮮さを味わうこと」にも繋がります。

現在も、私はよく近所の居酒屋に一人で飲みに行くのですが、そこでは、色んな職業、バックグラウンドの人が集まります。そこで知らない人と会話をしたり、イベントに呼ばれて交流したりすることが楽しく、今思えば、子供の頃に好きだったことと本質的には同じことを現在もやっているわけです。

ステップ3 自分が好きなことの本質を現在の生活に取り入れる

ここまで自分の好きなことの本質を見つけ出したら、それらを現在のあなたの生活に取り入れてください。

例えば好きなことの本質が、「自然の中で活動すること」なら、自然の中で活動できる仕事や屋外で働く仕事に転職することや、趣味でも良いので、休日に自然の中に出かけてみること等です。

好きなことの本質を実現するための手段は何でも良いです。大事なのは本質であって、その本質を味わうことができる活動であれば、その手段は自由です。

「ソース あなたの人生の源はワクワクすることにある」という本にも書かれていますが、自分の好きなことは全て同じ量の情熱を傾け、同時実行すると効果がある様です。

全て同時に実行できなくとも、できる範囲で取り入れるだけでも、マンネリな生活から抜け出すきっかけになるでしょう。

さて、この記事を読んで何か心にピンとくるものがあったら、是非あなたもこのワークをやってみてください。ワークといっても真面目にやる必要はありません。本当に子供の頃好きだったことを楽しみながら思い出してみてください。

それがあなたの人生を好転させるきっかけになるかもしれません。

読んでいただきありがとうございます。

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